春の訪れ

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K邸の庭で見つけた蝋梅(ロウバイ)です。日本へは江戸時代に朝鮮半島を経由して渡来しました。蝋梅(ロウバイ)の名は、蝋細工のように見える花の姿から来ており、辺り一面に水仙に似た芳香を漂わせます。開花時期は1月から2月にかけてと花の少ない時期に咲くので珍重されています。

 

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K邸の庭先プランターで見つけた福寿草(ふくじゅそう)です。春を告げる花の代表です。また元日草(がんじつそう)とも呼ばれています。旧暦の正月頃に開花することからつけられた名だそうです。花言葉は永久の幸福を招くです。今では促成物が正月用に縁起物の寄せ植え鉢として販売されています。

 

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A邸で見つけた白梅です。春の訪れを告げる代表の花で、別名春告草(はるつげぐさ)とも言われています。江戸時代以降は花見と言えばさくらですが、平安時代以前は花と言えば梅を指すことが多かったようです。万葉集の梅の花は104首あり、桜の38首よりも圧倒的に多かったそうです。観賞用だけではなく食用としても重要で、およそ300種の園芸品種があり、各地の名産として販売されています。

2016-02-11 | Posted in 地域の様子  

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